そよ風のリードオルガン

リードオルガン奏者中村証二先生のCDです。
ヨーロッパのハルモニウムのための曲から、日本の作曲家大中寅二がリードオルガンのために書いた曲まで、そして時代的にも、バロック、ロマン派、現代からの曲が収められています。

使用楽器は、日本キリスト教団坂出教会(香川県)所蔵の池内オルガンと、ヤマハ製リードオルガンです。

中村先生は、小柄で、話し方の優しい方です。
先生から出てくるオルガンの音は、優しい、美しい音、と同時に、力強さもあり、先生の持っている色々な人間性が出ています。
決して「自分が自分が」という演奏ではなく、楽器がどのようにしたらいちばん鳴ってくれるのかを考えた演奏をされます。



1.入堂Ⅰ
2.聖餐のパンをかかげてⅢ
    「神秘の時」より(ボエルマン)
3.愛する魂よ、美しく装え(ブラームス)
4.変奏曲「イエスよ、わが喜びよ」(ツァッハウ)
5.フーガ ホ長調 BWV878(J.S.バッハ)
6.前奏曲 イ長調
7.前奏曲 雅楽調
    「オルガン聖曲集第一編」より(大中寅二)
8.アレグロ ニ短調
9.ポコ・レント ニ短調
10.安打ンティーノ ヘ長調
    「晩祷 op.14」より(エルガー)
11.あるフランス民謡による変奏曲(「あめのきさき」)(ニクソン)
12.アンダンテ・エスプレッシーヴォ ドリア調
    「35のミニアチュール」より(ペーテルス)
13.主はわがかい主(中村証二編曲)
14.まぶねにやすけく(ワチンスキー編曲)
15.久しく待ちにし(ペーテルス編曲)
16.祈り(レンメンス)
17.アメイジング・グレイス(カーター編曲)

Charles-Marie Widor

スイスにいた時に、世界遺産の修道院図書館のあるSt.Gallenザンクト・ガレンのある教会で一日講習会を受けました。
その時の先生が、Ben van Oosten先生で、股関節が痛いといいつつWidorのシンフォニー6番の第1楽章を弾いてくださいました。彼はWidorやDupreなど、フランスのあの辺の時代が専門で、録音もたくさん残しています。
Widorのシンフォニー6番は試験で弾いた曲だったのですが、彼のようにすらすら弾けてみたいものです(笑)
わたしは6番の入ったCDを買い、サインをしてもらいました

Ben van Oosten先生のWidorの録音
     

Musik in Zürich 1500-1900 チューリヒの音楽

1500-1900年のチューリヒの音楽が収められたCDです。
スイス留学中に、チューリヒ中央図書館Zentralbibliothekで購入しました。
中央図書館は旧市街にあり、図書館のすぐ隣が教会、というか、Predigerkirche(プレディガー教会)の一部が図書館なのですが、この図書館は(=教会が)写本の宝庫で、2007年夏にはそれらが展示されていました。

このCDは、Zwölf Jahrhunderte Musik in Zürich (訳すと、「チューリヒの音楽1200年」)という2007年のプロジェクトの一環で録音されたものです。私がちょうど日本に帰国する年です。
展覧会ではモーツァルトやワーグナーの直筆の楽譜も見れました。
ワーグナーはスイスのルツェルン近郊に住んでいたことは知られていますが、チューリヒにも住んだことがあります。

チューリヒはツヴィングリの宗教改革地ですが、彼の音楽もこのCDに収められています。
彼はフルート、リュートも演奏し、作曲もしました。そんなイメージ、彼にはないですが
でも彼の曲の美しさに二度目のびっくり。

ワーグナーの音楽友達の作品も収録。

収録曲の作曲家たち
Zwingli(1484-1531)
Senfl(1486-1542/43)
Hofhaimer(1459-1539)
Bachofen(1695-1755)
Schmidlin(1722-1772)
Egli(1742-1810)
Kayser(1755-1823)
Liste(1772-1832)
Eschmann(1826-1882)
Müller(1808-1863)
Wagner(1813-1883)
Baumgartner(1820-1867)

CDはドイツ語と英語の解説付きです。



北ドイツのオルガン音楽(Marie=Claire Alain)

マリー=クレール・アランの演奏する、バッハ以前の北ドイツ・オルガン巨匠たち(リュベック、ベーム、ブルーンス)の作品です。

Georg Böhm ゲオルグ・ベーム 1661-1733
Bicolaus Bruhns ニコラウス・ブルーンス 1665-1697
Vincent Lübeck ヴィンセント・リュベック 1656-1740

J.S.バッハが1685年生まれなので、バッハがどういう音楽に接していたかということや、当時のオルガン音楽を知るにはピッタリです。


J.S.Bach 18のコラール/ライプツィッヒコラール(Weir)

Gillian Weirという女性オルガニストが、わたしがスイスに留学していた時にWinterthurのStadtkirche(教会)に演奏会に来ていたので、その演奏会場で買ったCDをご紹介します。
バッハの18のコラール(ライプツィッヒ・コラール)とファンタジー(BWV572)、ソナタ(BWV528)、プレリュードとフーガ(BWV544)、トッカータとフーガ(BWV540)が収められた2枚組CDで、バッハゆかりのライプツィッヒのトーマス教会での録音です。