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片道だけのパスポート―スイスの三十六年(松田扶美著)

この本の製作に携わった方と知り合いだったので、その方経由で本をいただきました。2000冊の限定販売だそうで。

松田さんは約35年、スイスで生活をし、退職を機に自伝を書きたいということでこの本ができました。最近スイスに数年住んだだけのわたしからは当時の生活は想像できないですが、スイス人の国民性やドイツ人の物の考え方、人との付き合い方に関しては「うんうん」とうなずけました。
外国に住み始めたときの苦労はいつの時代にも通ずるのかもしれませんが、なんせ松田さんの時代はネットもなく、国際電話代も高く、さぞ不便だったろうと思います。

本にはスイス人のいいところも悪い(?)ところも書いてあって、スイスという独立した、したたかな国を構成する人の考え方を知ることができると思います。これを読めば、なんでスイスがああいう国なのか理解できると思います。

本に登場するスイス人たちの話を読んで、先生と生徒が対等だと改めて思いました。

わたしの経験からチューリヒの音大でおもしろかったことの一つは、先生と学生が「Sie(あなた)」ではなく「du(君)」で呼び合うことでした。
わたしの音楽理論の先生、スキンヘッドで強面だったけど、最初の授業で「おたがいduで呼び合おうね」って言ったとき本当に驚いた思わず「そんな気安くさせていただいてもいいのでしょうか?」って言ってしまいました(笑)。
こういう表面的なことだけでなく、お互い話し合う内容も対等。
わたしが中途半端にしか授業わからなかったときも先生からくらいついてくれたし。(笑)

真面目な本で、気軽には読めないかもしれませんが、スイス人について本気で知りたい人にはお勧めです。





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