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キッチンの片づけと断捨離

結婚○年を過ぎ、やっと自分の使いやすい台所がどういう台所なのか、はっきりしてきたような気がします。

わたしは結婚初日から夫の実家で姑と同居、そのため、イチから台所用品を買う必要はなかったのですが、小料理屋ができるほどの大量の食器と、使って使って使いまくって古くなった道具類に囲まれていました。

最初は台所仕事にそんなに興味がなかったのでそれでもいいかと思っていましたが、
結婚後も台所仕事に興味が持てなかった理由の一つとして、「自分がときめく道具と自分が動きやすい収納になっていなかったこと」が挙げられると思います。
今思うと、自分だったら絶対に「そんなことはしない」という状況が転がっていました。

たとえば食器棚の前に低いテーブルが置いてあって、その上に乾物が置かれていました。
→食器が取り出しにくかったし、低いテーブルの近くを歩くたびに膝を打ってしまいました。

別の食器棚の下のほうには封を切っていない砂糖のストックや乾物が押し込まれていました。
→砂糖は基本的に消費期限がありませんが、上白糖が黄色く変色していてぞっとしました。

台所仕事に興味のなかったわたしでも、いらないものは処分しようと思い立ったことがありました。
まずは冷蔵庫。
姑が食べるのを一度も見たことのなかったニンニク団子を勝手に捨ててしまいました。
そうしたら、姑に叱られました。「ニンニク団子を食べているのを見たことがなかったけど?」って言うと、「忘れたころに食べていたんだよ!」と言い返されました。忘れていたなら食べていなかったと思うけど?と心の中で思いました。
そんなコントみたいなプチ喧嘩がありましたので、これからは姑に聞いてから捨てようと思いました。
でも、姑は何も捨てさせてくれませんでした。
古くなったタッパー、古くなった空き箱・空き缶、焦げ付きのひどい鍋、など、何もかも捨ててはいけませんでした。
わたしと同居している間、姑はほとんど料理しなかったんですが、それでも台所は彼女の聖域だったんです。

姑が入院して、家に戻れなくなったのを機に、消費期限が切れたものから使ったり、食べられないと判断したものは捨てるようにしました。
あとは重複しているもの。たとえば同じサイズの行平鍋がいくつもありましたが、汚れのひどいものは捨てて、良い状態のものだけを残すようにしました。

食器類はシミや欠けのあるものがたくさん出てきたので、それは処分しました。
あと、夫もわたしも日本酒は飲みませんので、もしお客さんで飲む人が来たらと想定しておちょこは少しだけ残して後は処分しました。

「実家の片づけが親によって妨害される」というのはよく耳にしますが、姑との同居ビフォーアフターを通して、若い人の目にはガラクタに見えるような空き箱さえ、お年寄りは捨てられない、というのを実感しました。

今でもわたしにとって不必要な食器類がまだまだあって、処分したいのですが、状態が良いので、どなたかもらってくれる人を探している最中です。
とりあえず自分がいらないと思う食器は別の場所へ移動しました。

ここ数年、南海トラフ巨大地震のことが言われていますし、東日本大震災や熊本の震災を通して、食器棚いっぱいに高いところにまで食器を積んでおくことは、いざというときに凶器になると思っていました。

そのため、最近は食器やカトラリーは、わたしにとってときめかないものを処分することをさらに進めようと思っています。

キッチンツールは、収納からあふれないだけの数にとどめるように改善できました。
フライパンも自分が使いやすいと思うものを使っています。
三角コーナー、洗い桶は撤去しました。

そのおかげで、料理や片付けがしやすくなり、お総菜を買うことはほとんどなくなりました。
保存料や食品添加物、農薬についても興味を持つようになり、買うときには気を付けるようになりました。

片付け・断捨離をすると、小さなことですが、生き方が変わることを実感しています。

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