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パイプオルガン入門 椎名雄一郎・著

「パイプオルガン入門」は日本を代表するオルガニスト、椎名雄一郎さんが書いたものです。
タイトルに、「入門」と書いてありますが、本書に書かれた内容を知っていれば、充分すぎるほど充分と言えます。
礼拝奏楽者はアマチュアの方も多いので、どうしても日曜日に弾く曲の練習で手いっぱいになってしまいがちで、オルガンの歴史や構造など(オルガン建造学Orgelbaukunde)の知識を得ることにまで手間をかけることは難しいでしょう。
また、日本ではオルガン関連の本がとても少ないので、気軽に知識を得られる環境とは言い難い。
私のいたスイスの楽譜屋さんにはオルガン楽譜やオルガン関連書籍だけの本棚がいくつも並んでいますが、私の住む名古屋ではオルガン楽譜・書籍が豊富に置いてある店はありません。大阪のササヤさんや、東京までいかないと、手に取って楽譜を見ることができません。
日本にはオルガニストという職業の人もまだ少ないのでそういう人に直接話を聞くことは難しいですし、オルガンという楽器はあまり触ることもできませんので、興味があってもどういう風に知ったらいいのかわからない人が多いのでは。
そんな環境の日本にいながら、本書は一冊でオルガンに関する知識が十分盛り込まれています。
オルガン曲はバッハのトッカータとニ短調しか知らない人が、ほかにどういう作曲家がいてどういう曲があるのか、知ることもできます。

「礼拝と音楽No.166」で、日本基督教団松山教会の横山郁代さんがこの本を紹介されています。
「ヨーロッパで代々受け継がれてきたオルガンの歴史の中に垣間見える、人々の思いの一端に触れた時、自分たちの教会にとって豊かな礼拝とは何かをもう一度見つめ直すきっかけになるかもしれない。」


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