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第3回教会音楽フォーラム報告+アンケート結果

7月16日第3回教会音楽フォーラムが終了しました。
テーマは聖書。
今日ご来場の方のほとんどは教会に通っていない方、未信者の方が多かったのですが、合唱やオルガンなどで教会音楽に興味を持っている方々です。
実際に教会音楽を演奏する方も多いです。
教会音楽では聖書に出てくる物語をもとにして作曲された作品や音楽ジャンルが多いので、一度聖書だけを取り上げていこう、というものでした。
旧約新約聖書を全部やるというのは無謀で、有名な物語の箇所だけ取り上げていきましたが、それでも一回で聖書のことをやりきるのは大変なことです
今日はセミナーだけでは全く時間が足らずフォーラムの時間にも聖書のお話をさせていただきました。

今回からアンケートも取るようになりまして、多くの方々が今日の話題に興味を持ってくださった様子がわかりました。
多くの方が、理解ができた、得るものがあった、という回答をくださり、感謝感謝
しかし、わかりにくかったという方もいらっしゃり、聖書のお話を簡単に、簡潔にまとめるということの難しさも実感しました。とにかく聖書が含む内容が膨大ですし・・・
聖書はクリスチャンでもなかなか全ページを読んだことのある人はあまりいないと思います。
お仕事を引退された方なんかはお時間ができて一日一生ずつ読むなどして制覇するかたもいらっしゃいます。
たいていの方は、主な部分だけを読む感じだと思います。

またセミナー内ではさらりとしか触れなかった部分もあり、そういうところはわかりにくくなってしまい、アンケートでもう一度質問される方もいらっしゃいました。よりわかりやすい資料作りと話し方を研究していきたいと思います。
ご協力・ご指導お願い致しますm(_ _)m

今回の目標としては、聖書の主な物語を知って、今後宗教音楽で聖書の物語と関連した作品に出会ったときに、「あ、この曲は聖書のこの場面のことについての音楽だ」というのがわかってもらえるようになることです。

今日のフォーラムではクリスチャンの方も参加されていて、そういう方々は聖書に大変詳しいのですが、上にも書きましたように、クリスチャンではない方の参加が多く、その中でも聖書の知識は個々人でかなり違ってきます。

なので、どのあたりを基準にしてお話しするか、ということも難しかったことの一つでした。

聖書をすべて語るには時間があまりにも足りず、音楽作品の紹介がほとんどできませんでしたが、主な作曲家の受難曲やハイドンの天地創造などはよく耳にする機会があると思いますので、フォーラムでは一般の演奏会などでは聴く機会のない礼拝で歌われる改革派の詩編歌と、それをもとにアレンジされた、演奏会でも聴く機会が少しはある曲をご紹介しました。
詩編歌の例に使ったCDはカルヴァンが活躍したジュネーヴで古楽を研究するグループのもので、日本では入手することが困難なCDです。

セミナーでは時間が足りず、さらに詳しく知りたい方の為に補助的なものはここで本を紹介したいと思います。

聖書を全部読むには時間がとてつもなくかかりますので、手短に要所要所がわかるようになるために・・・

聖書のお話がイラスト付きで描かれていますし、イスラエルの写真、地図、生活の様子の写真も載っていてわかりやすい本です。著者やその書物が書かれた背景など、聖書を読むだけではわからないことも書いてあります。

イスラム教について知りたいという方には・・・


著者のジョン・L・エスポジト先生は、ジョージタウン大学ウォルシュ外交大学院のイスラム教徒・キリスト教徒相互理解促進センターの創立理事をしている方で、この本はイスラムについて知らない方が持ちやすい、イスラムについての疑問について書かれていますので、大変わかりやすいです。

キリスト教徒が何を考え、どのように聖書の原則を生活に当てはめているかを知りたい方には・・・

お葬式や結婚式の準備など、やるべきこと・初めてのことをクリスチャンとしてどう行っていったらいいのか、その考え方と実践においてわかりやすいです。

教派について知りたい方には・・・

どのようにして教派に分かれていったのか、東方教会・西方教会、カトリックとプロテスタント、プロテスタント内の各教派の成り立ち、日本にはこれらがどのように伝わったのかが分かりやすく書かれています。

聖書の字面ばかり追っていては想像しにくいので西洋美術も参考にするとわかりやすいです。
聖書箇所に合わせた美術作品が載っています。


聖書は日本聖書協会からの新共同訳をお勧めします。
カトリックとプロテスタントが共同で訳した聖書です。
プロテスタントでは「続編」は使っていませんが、続編にはいろいろな物語が書いてあって読んで楽しいものですので、続編付きをお勧めします。


アンケート結果について
ここではパーセンテージを報告いたしませんが、書いてくださったコメントのいくつかにご返信をしたいと思います。

正教会(オーソドックス)の説明もあった方がよかったと思います。

わたしも正教会にどこまで時間を割くべきか悩みました
ただもともと教会音楽フォーラムは基本的に西方教会(カトリックとプロテスタント)の音楽を中心としているので、今のところ特に正教会については時間を割きませんでした。
しかし今後、正教会の音楽とその宗教を取り上げるのも面白いかもしれませんので、参考にさせていただきます。

受難曲を聴きたかったです。

受難曲は言葉だけの紹介となりました。
詳しくは2012年2月18日のフォーラムで「ヨハネ受難曲」を扱う予定ですので、聖書のどの場面がどのように音楽で使われているのかを確認しながらお聴きいただけると思います。

過越(すぎこし)とは?

過ぎ越しとは聖書に出てきますがユダヤ教のお祭りの一つです。
旧約聖書の「出エジプト記12章」では「主の過越」という題でお話が載っています。
当時のイスラエル人はエジプトで奴隷の生活をしていましたが、モーセによってイスラエルの民がエジプトを脱出しよう(出エジプト)とするのをファラオが阻止します。
そこで神はエジプトに対して十の災いをふらせます。その十番目の災いはその家の初子(ういご)を死なせる災いで、戸口に印のない家にその災いを降りかからせ、印のある家には災いが降りかからない(過ぎ越される)というものでした。
(イスラエルの民の家には印がありましたので過ぎ越されました。)

出エジプト記12:23
主がエジプト人を撃つために巡るとき、鴨井と二本の柱が塗られた血をご覧になって、その入り口を過ぎ越される。

過越祭の規定については43節以下にかかれていますのでご参照ください。

羊とキリスト教の関係は?

旧約の時代にヒツジは神への生贄としてささげられた動物の一つです。
出エジプト記の過越でも使われました。
また、人の罪の為に十字架にかかったキリストを「神の子羊」と例えられます。

(新約聖書)ヨハネによる福音書1:29
その翌日、ヨハネは、自分の方へイエスが来られるのを見て言った。「見よ、世の罪を取り除く神の子羊だ。」

コリントの信徒への手紙5:7後半
キリストが、わたしたちの過越の子羊として屠られたからです。

各教派に分かれて行った経緯を知りたいです。

セミナーでは、プロテスタントの出来た経緯と、プロテスタントの主な各教派の大まかな特徴(何を主張しているのか)については触れましたが、プロテスタントの各教派の出来た経緯については十分に触れることはしませんでした。
詳しくはよくわかるキリスト教の教派をご参照いただけたらと思います。

わたしはクリスチャンではありませんが、礼拝や典礼を見学できますか。

カトリックの典礼、プロテスタントの礼拝には信者・未信者関係なくご出席いただけます。
受付が設けられている場合には初めて来られた方はお名前やご住所を聞かれることがあるかもしれません。

教会によって、初めていらっしゃった方の対応は異なります。
礼拝で不慣れな様子を隣の席の信者が察知したら、讃美歌や聖書を開くのを一緒に助けてくれますし、受付で、ご自分から「わたしは初めて来たので隣で助けてくれる方がいらっしゃるとうれしいです」とお伝えくださっても良いと思います。
そういうことを言わなくても誰かが専属で、礼拝中隣にいてくれることが決まりとなっている教会もありますが、上記のように対応は各教会で異なります。
心配な方は事前に行く教会の電話番号を調べて、電話で事前連絡を入れておいてもいいと思います。

礼拝中に献金の時間がありますが、あくまでも自由ですので、献金してもしなくても大丈夫です。
金額も決められていません。

プロテスタントの教会はわたしからご紹介もできますのでメールでご連絡いただけたらと思います。
メールを送る。Mailen.
カトリックの教会紹介は吉田文さんまで。

今年度の教会音楽フォーラムでは7月に聖書を勉強し、9月に讃美歌について勉強します。
それが実際の礼拝でどのように使われているかを体験できるよう、Vespera Musicaの時間を使ってプチ礼拝を体験できるように計画中です。
詳しくはまたご連絡します。お楽しみに

大雑把にはつかめたかもしれないが、理解とまではいかなかったです。
聖書のこのところに関連した教会音楽にはこういう作品があるということをもっと知りたかったです。

聖書は膨大な書物ですので、どれだけ聖書を読んでも理解したと言えるまでにはなかなかいかないと思います。
わたしも聖書が理解できたと思ったことは一度もありません

このセミナーでは教会音楽に触れた時に聖書のどの箇所が題材になっているというのがわかるようになるのが目的ですので、今後受難曲などの歌詞を見て「福音書はこういうストーリーだったなあ」等と思っていただけるようになれば十分です。
9月17日の教会音楽フォーラムでは讃美歌、11月19日ではレクイエムを、2012年2月18日では受難曲を扱いますし、オルガニストフォーラムでは10月1日にバッハのクラヴィア・ユーブンク第III集を、12月2日はコラール編曲を扱います。
聖書の知識が必要な曲ばかりですので、実際の曲と照らし合わせながら聖書の理解を深めていただけたらと思います。

詩編歌とは?

音源で例に取り上げた詩編歌ですが、ジュネーヴ詩編歌と言います。
カルヴァンの下で作られた、聖書の詩編の歌詞がもとになった讃美歌で、詩編と同じように150編あります。
改革派の教会では毎日曜日の礼拝ごとに歌われています。

改革派教会の礼拝で使われている詩編歌
「日本語による150のジュネーブ詩編歌」
日本基督改革派教会 聖恵授産所 ISBN 4880771244

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