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指番号を書く

オルガンの生徒の中には、指番号と足の記号(Λ∪)を全く書かない、まっさらな楽譜で練習されている方が意外と多いです。

・・・書きましょうね・・・

なぜ書いた方が良いかというと、毎回練習ごとに指番号を考えながら弾いてしまうと、毎回違う指で弾くことにもなり、はっきりいって時間の無駄になるからです。
初心者で「いつまでたっても間違えてばかり」「いつもこの部分が弾けない」と思ってらっしゃる方は、指番号が書かれているかご覧いただけたらと思います。

どの指で弾いたらいいかわからない、という方は、まずピアノの指番号を考えてみてください。
親指がくぐるところなんかははっきりさせといた方が良いですし、短い間に何度も親指をくぐらすような指使いは早いパッセージでは時間がかかるし変なところにアクセントがついてしまって不向きです。
フレーズごとに指番号を考えるのも良いと思います。
ピアノでもそういうことは気を付けますね

たとえばドレミファソファミレドという音があったとします。
これは手のポジションを変えなくても弾けるはずなのですが、どういうわけか曲の中に別の調やいろんなリズムでこういうのがパッと出てくると、ポジションチェンジしなくても弾けるということに気づかずに、ファのところで親指にチェンジするような指使い(ドレミファソラシドの音階の時には右手はファで親指に変えますね)で弾く人がいます。
でもそのあとにソファミレドと戻ってくるわけですから、親指をくぐらせなくてもいいはずです。
今のはとてもわかりやすい例ですが、意外とこういうのが盲点で、無駄な動きをしてしまうことがあります。
次にどんな音型が来るのか、その音型を弾きやすくするためにその前の部分でどんな指使いにしたらいいのか、先を見越した指番号ができると良いと思います。

スイスの音大時代に面白い二人の学生を見ました。(実話)
一人は飛び級で卒業するために、たくさんのいろんな科目をこなさないといけませんでした。そのために一週間のうち練習する時間はほとんどありませんでした。少ない時には週2~3回(それぞれ3時間)しか練習できませんでした。
もう一人はゆったり卒業を目指す学生でほぼ毎日練習する機会がありました。
こうして二人を見てみると、ゆったり学生の方が上達が早いと想像してしまいます。
しかし実際は飛び級の学生の方が上手で、どんどん曲を仕上げていきました。

この二人の違い。それは飛び級学生の方は新曲に取り掛かるとき(譜読み)に時間をかけて、大事な部分・弾きにくい部分に指番号を書き入れたのに対し、ゆったり学生の方は楽譜にほとんど何も書いていないので楽譜がきれいだったことです。
飛び級学生は新曲に取り掛かるときに、曲を少しずつ弾きながら指番号を書き入れていたので実際に音を鳴らした時間は少なかったのに対し、ゆったり学生は、新曲に取り掛かるときに、すぐに楽器で弾くことだけを繰り返し、音が鳴っている状態に満足したのです。
飛び級学生は一回決めた指番号で練習し始めましたので、どんどん練習が進みました。
譜読みの段階ではゆっくり弾きながら指番号を決めたので、イン・テンポで弾くと弾きにくい部分が出てくるので、それは柔軟に指番号を変更しましたが、変更したときも新しい指番号を書き入れました。
飛び級学生の譜読みの後のオルガンベンチの周りに消しゴムのカスがたくさんありました。
(オルガンの譜面台や鍵盤の上では消しゴムは使わないでね

新曲に取り掛かるときの譜読みの段階の練習が大事なんです。
上達には練習時間が多いければ良いと思われがちなのですが、それよりも大事なのは要領良く集中してやっているかの方が大事です。

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