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オルガン ペダル 独習8週間 《ピアノからオルガンへ》

A.B.ジェニングス 著
監修=秋元 道雄 先生
訳・編=藤野 薫 先生

日本版発行:パックスアーレン


この教本は各週12時間の練習を行うと約8週間で完了する予定で書かれた教則本です。
学習者がすでに正しいピアノ演奏技術を体得していることを前提しており、手鍵盤だけの練習部分を省略し、ペダル付きの練習曲・曲が収録されています。

<目次>
1.ペダル技法とストップのレジストレーションについての予備知識
2.ペダル技法の熟達のための練習
3.手鍵盤とペダルの組み合わせの練習
4.讃美歌の演奏法
5.この教程終了後のトレーニングと研究

8週間の練習表がついているので、8週間で終わらせるために何をどこまでやったらいいのかわかるようになっています。

オルガンベンチに座るときの位置、低音高音を弾く時の体の位置、オルガンシューズについての説明あり。

ストップのグループの分け方とカプラーについての説明が2ページ半あり、わかりやすいです。
収められている曲に例となるレジストレーションも書かれているし、自分でもストップを変えて試すことも勧めています。

ペダルだけの練習曲も収められていますが、手鍵盤とペダルの組み合わせの練習では、讃美歌などをメロディーとした、聞いていてきれいな曲も収められているので礼拝に使うこととができます。
1段か2段で終わっている曲、4段ある曲もありますので、曲の長さによって前奏や後奏に使っても良いです。
特定の表紙を持たない自由なリズムの(カトリックの)単立聖歌もペダル付きで載っています。

レガート奏法での指の置き換えについて解説があり練習もできます。
親指の滑動運指(親指を連続して使いたいとき)、ピアノでは用いられることがないけれど第3・4指が第5指をまたぐ運指の例が載っています。

聖歌・讃美歌の弾き方について解説とペダルを使った弾き方が載っています。掲載されている讃美歌についてはレジストレーションも書かれていますが、自分でもいろいろ試してみると良いです。

この教則本が終わった後のこれからの指針として、具体的に曲名が挙げられています。
ブクステフーデ、バッハ、メンデルスゾーン、ボエルマン、ヴィドール、フランク、などなどですが、ピアノがよく弾ける人がペダル付きで挑戦する曲も指針として載っていますので、藤野薫氏があとがきで「特に教会オルガニストを努める奉仕者の大部分が、ピアノ・オルガンの両刀使いであることを見てもこれは明白である。」と書いているように、オルガン奏楽者であってもピアノ練習の重要性がわかります。
しかし、ピアノに自信がない方でも、この教則本に関しては練習して習得できるレベルなので、ピアノ経験者がオルガン奏法習得するための橋渡しとして充分です。

オルガンは楽器が違っても共通するストップを持っている一方、やはり異なったストップを持っていることもあります。
そういう時に巻末についている「類似・代用ストップ対照表」が役に立ちます。


オルガンペダル独習8週間

オルガンペダル独習8週間
著者:ア-サ-・B.ジェニングス
価格:1,890円(税込、送料込)
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注)http://organistin.blog60.fc2.com/blog-entry-104.html

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