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Sicher ist nur eins (Franz Specht)

さて下記のような文法書を終えると、本を読むことにチャレンジしたくなります。
文法ばかりまじめにやってもきちんと使えるドイツ語が身についているのか確かめたくなるものだし、本を読んで意味が少しでも分かったらすっっっごく達成感を味わえます

ヨーロッパで言語を勉強する場合、よくこういったレベル分けがなされます。

A1,A2,B1,B2,C1,C2で、Aは初級、Bは中級、Cは上級です。1は下~中、2は中~上のレベルです。
http://www.goethe.de/z/50/commeuro/303.htm(←Goethe InstitutのHPより)
A1だと日常の生活において不自由を感じながらも簡単な短い文でなんとか自分の意思を伝えられるレベル、一方C2だと、読み書き、会話が何の不自由もなくできるレベルです。

今回紹介するこの本もHueberから出版されている薄い本で、レベルはA2です。
わずか25ページで話が完結し、その後には出てくる単語とその意味がドイツ語で書かれ、さらに物語の内容に関する問題まで付いているので、正しく内容を理解したのかを確認することができます。

内容はつまらないってことはないですが、主人公の名前がCarsten Tsara(カルステン・トゥサーラ)が発音しにくく、いつもこの名前が出てくるたびにつまりながら読みました

 

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Grundstufen-Grammatik für Deutsch als Fremdsprache (Monika Reimann)

この教科書もHueberから出版されています。(文法説明もドイツ語だけど文章が短くて読みやすいです。)

日本語の参考書と違うなあとつくづく思うのが、問題が盛りだくさんだということです
人称変化、名詞の格変化、定冠詞・不定冠詞の格変化、形容詞変化の表など、覚えるまで結構ややこしい変化の表がたくさん載っていて、使いやすかったです。
この内容を身につけたら、ドイツ語圏の国での必要最低限の生活に困らないはず
初級文法の仕上げに使えます



アクセス 独和辞典

わたしが使った紙辞書です。

この辞書はとにかく使いやすかったです。
理由:

①発音が発音記号だけでなくカタカナでも書いてある。(初心者や語学に苦手意識のある人には発音記号だけだとつらい
②よく出てくるような重要な単語は赤字で書かれている。
③名詞の変化も書かれていてわかりやすい。
④巻末の文法表がすごく見やすい。
⑤巻末には「場面会話集」「手紙などの書き方」も載っているし、ドイツ、オーストリア、スイスの政治や祝日、学校制度、歴史的偉人についても書かれてある。
⑥巻末に和独辞典のページがあるので、簡単な手紙や日記にチャレンジする時に便利です。

ぼろぼろになるまで使った思い出の辞書です。



Deutsche Sprachlehre für Ausländer (Schulz・Griesbach)

ドイツ語教科書販売で有名なHueberから出版されている教科書。
これは説明も全部ドイツ語です。外国人向けに書かれていますが、わたしはドイツ語で説明されたこの本のおかげですごく飛躍できたことを実感しました。

今まで中学~大学まで英語を授業で習ってきましたが、この本で勉強したおかげで、日本の英語教育で問題となっている点がよくわかりました。

英語の授業なのに先生の説明はもちろん日本語、先生への質問や答えもぜんぶ日本語。結局英語よりも日本語を使っていることになるので自発的な語学力が育ちにくいということです。

この教科書はわたしが使っていたものは二巻までありましたが、もりもり難しい単語・たくさんの問題が載っている二冊を5か月でとりあえず一通り終わらせました。語学ってだらだらやるより、短期集中でやった方が身につくのが早いです。英語を中学生~大学生までやるのは自分には合っていなかったんだと実感しました。
短期集中だと自分の劇的な成長の変化がわかり、やる気がさらに出ます

わたしが使ったバージョンはオルガンの恩師からいただいた古いほうの綴り(1998年に新正書法にかわりました。)で書かれたものだったので、いまだにdassをdaßと書いたり、mussをmußと書いてしまう癖が抜けません
新正書法はスイスでもあって、スイスではßは使われなくなりました。ラクチン

今は従来二巻にわかれていたものがコンパクトに一冊になりました。







標準ドイツ語 (常木 実 著)

「これからドイツ語圏に留学・滞在することを考えていますが生活について教えてください」「語学の勉強に使った本を教えてください」という質問が今までに何件かありましたので、わたしが使った教科書を紹介していきます。

海外に住むにはいろいろな不安がありますが、わたしは語学さえ準備していけば恐いモノなしだと思っています。
なぜならこちらが何に困っているのか、何がしたいかをたとえ拙くとも言葉を使って表現できるなら、助けてくれる人が必ず現れるからです。

滞在目的で海外にいく場合、留学先となる国の在日大使館に申請をします。
申請書類を取り寄せるのは日本語でいいのですが、大使館から電話がかかってきて、どんな目的で滞在するのかなどをその国の公用語(スイスならドイツ語、イタリア語、フランス語、ロマンシュ語のうちどれか)か英語で説明しなくてはいけないことがあります。電話かかってこない時もあると聞きましたが、わたしの場合はある日突然の電話でした。
そんなときのためにドイツ語は事前にやっておいて自分の自己紹介はできなくてはいけません。

はれてビザが下りてその国に入国できても、約1週間以内に外国人警察(スイスの場合はKreisbüro)に届け出が必要です。そこで外国人登録証を申請して受け取らなければならないからです。

わたしが行ったスイスでは受付してくれるおばちゃん・おじちゃんはもちろんスイス人なので日本語は通じません。
ドイツ語、イタリア語、フランス語、英語のどれかで話さないといけませんが、役所関係の単語なので普通の会話には出てこない言葉が満載
こういうときに「もっとドイツ語やっておくんだった・・・」と多くの日本人が苦い思いをします。わたしも例外ではありませんでした。

わたしは家具付き学生寮に住んだからよかったのですが、普通のアパートに住む場合にはアパートの契約、家具購入など、「普通の現地人」との会話に突入していきます。彼らは東洋人慣れしていないことが多いので、さっそく表現の壁にぶち当たります。

ただでさえ慣れない海外生活の最初の一か月がいちばんキツイ
語学の大切さを痛感する出来事が立て続けに起こります

夫の留学に不本意ながらついてきた妻が、語学ができないという不安のあまり、ひきこもりになるというケースもスイスでいくつか見てきました。

せっかくの海外生活をもっと楽しむために、日本でできる準備というのはありますので、そのひとつである「語学」に焦点を当てて本を紹介していきます。

わたしがスイスへのオルガン留学を心に決め、ドイツ語の勉強を始めたときに、まず最初にこの教科書にお世話になりました。
本屋さんに行って色々なドイツ語教科書を見てみて、この教科書を決めた理由:

①おもな初級文法(初級文法と一口に言ってもたくさんある)がすべて扱われている。
②発音はカタカナで書いてある。(発音記号だけ書いてあっても初心者には分かりにくいと思うので
③字が大きくて読みやすい、やる気が出た。
④習った文法にちなんだ問題が、よくあるカッコの穴埋めではなく、ドイツ語→日本語への訳で、あまり難しくない。
⑤ところどころに書かれた筆者のドイツ留学時代のエピソードが興味深かった。(東ベルリンでの体験など。)ドイツの写真も載っています。

この教科書は「日本図書館協会選定図書」「全国学校図書館協議会選定図書」に指定されています。
わかりやすくて初心者だけど緊急に上達しなければならないというやる気のある方には超おススメです



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